巷には、身体を元気にするには、免疫力を上げるには、運動をしっかりすることなどが言われます。
本当にそれだけで免疫力が上がって元気な身体は作れるの?
運動しまくってるけど、風邪よく引く人いるよ!
運動してるけど、不摂生で病気の人いるよ!
なんてことありますよね。
元気な身体とはどういうこと?
今回は、運動して元気になる身体ができる仕組みについてお話したいと思います。
答えは上がります。
ただし、運動も有酸素系の運動だけではなく、筋力トレーニングによる無酸素運動も必要になります。
で、なぜ免疫力が上がるのか?
筋力トレーニングなどによって筋力量が増えると基礎代謝が上がります。
その上で有酸素系の運動を行うと全身の筋活動により血液循環が良くなって全身の代謝が上がります。代謝が上がるこということは体温が上昇するので、NK細胞と言われる免疫細胞の活動が活発になり、ガン細胞やウィルス・細菌などをやっけてくれるのです。
更に、運動中の振動により腸などの内臓の活動が上がります。
それにより、小腸での免疫細胞の活動も上がっていくんです。
運動で元気になるのは、免疫力が上がってウィルス・細菌をやっけてくれるからだけではありません。
運動を行うことで幸せホルモンと言われるセロトニンの分泌が上がります。それにより自律神経といわれる生命維持に関わる神経の働きを整えてくれるので、身体自体の働きも良くなります。
また、セロトニンは大脳辺縁系の情動にも作用してポジティブな感情が起こりますので、ストレスを軽減してくれます。そこからかかる身体の負担も軽減されるのです。
ただし、運動も身体に良いからと言って過度にし過ぎると問題も起きます!
身体の細胞の中で、活性酸素といわれる代謝産物が生成されることで細胞を傷つけて、老化の促進や細胞をガン化してしまうのです。
また、運動をしていることによる健康への慢心は不摂生を伴ったり、運動しないといけないという脅迫観念が身体の負担と心の負担でストレスを生んだりもします。
これらのことを考えると、運動も適度に負担の無いレベルで行うや負担があればケアをしっかりすることが重要となります。
また、運動以外にも食事や生活習慣もしっかりと考えていかないと、本当の意味において健康で元気な状態は作れないということです!
巷には色々な情報が溢れ、何を信用して良いかと悩んでしまうことが多くあります。
そんな時、お役に立てればと思いますので、気になることがあればお気軽に問い合せください。