甲子園口にある鍼灸院

“肩こり改善”の治療が得意なよしゆき鍼灸院の松本です！

西宮市で鍼灸院をお探しの方は

「西宮市甲子園口でオススメの鍼灸院をお探しの方へ」をご覧ください。

 

最近、女性の新患さんに多く来院して頂きましたが、その方達に見られたのが、自律神経系の不調と、女性ホルモン系の不調、特に月経の関係で低容量ピルの服用をされている方も居られます。

 

 

なので、女性ホルモンの影響と自律神経関係、そして症状について、わかっている方も居られるとは思いますが、お伝えしたいと思います。

 

 

 

 

■ 女性ホルモンの低下は、なぜ起きるのか？

女性ホルモンは、主にエストロゲンとプロゲステロンの2種類があります。
これらは月経周期、妊娠・出産、更年期など、女性の一生を通じて大きく変化し続けます。

 

特に更年期（40代後半～50代）では、卵巣機能の低下により女性ホルモンの分泌が急激に減少します。

 

 

また、現代では20～30代でもストレスや生活習慣の乱れによってホルモン分泌が低下するケースも少なくありません。

 

 

■ 女性ホルモンが低下すると、何が起きる？

女性ホルモンは単に月経に関わるだけではありません。
身体全体の調子を保つ自律神経や血管・骨・皮膚・脳機能にも関与しています。

 

ホルモンの低下によって起こる症状は以下のようなものがあります：

 

□ 身体の症状

• 慢性的な肩こり・腰痛
• 頭痛、めまい、耳鳴り
• ホットフラッシュ（顔のほてり・発汗）
• 動悸、息切れ
• 眠れない、眠りが浅い
• 胃腸の不調、便秘・下痢
• 皮膚の乾燥、髪のパサつき
• 骨密度の低下

 

 

 

□ 心の症状

• イライラ、不安感
• 気分の落ち込み、やる気が出ない
• 集中力の低下
• 涙もろくなる

 

 

これらの不調は、自律神経の乱れと大きく関係しています。

 

 

 

 

■ 自律神経と女性ホルモンの密接な関係

自律神経は、私たちの意識とは無関係に「心拍・呼吸・血流・消化」などを調整しています。
女性ホルモンが減ると、この自律神経のバランスも崩れやすくなります。

 

 

特にエストロゲンには「副交感神経を優位にしてリラックスさせる働き」があります。
そのため、ホルモンの低下は交感神経（緊張・ストレスモード）が優位になり、身体は常に緊張・興奮状態になってしまいます。

 

 

 

 

 

■ 改善方法：整える力は、あなたの中にある

 

① 鍼灸によるアプローチ

• 三陰交（さんいんこう）：女性ホルモンと深い関係のあるツボ。内くるぶしの指4本上に位置し、月経や更年期の不調に対応。
• 関元（かんげん）や気海（きかい）：下腹部のエネルギーを補い、自律神経を整えるツボ。
• 百会（ひゃくえ）：頭頂部にあり、自律神経・精神状態を調整する。

 

鍼灸ではツボ刺激によって血流を促進し、神経・ホルモン・免疫を穏やかに調整します。

 

※【三陰交】のツボ！

 

 

 

② 軽めの運動・エクササイズ

• 軽い有酸素運動（ウォーキングやストレッチ）
• 骨盤周辺を緩める体操（骨盤の前後・左右の動き）
• よしゆき院長が行っている体操の前まわり、側転など遊び感覚の運動も、ホルモンの安定に効果的です。

ポイントは、「無理なく、楽しく、続けられる」こと。運動は**セロトニン（幸せホルモン）**の分泌も促します。

 

 

 

③ 生活習慣の見直し

• 睡眠時間を確保（23時～2時はホルモン修復タイム）
• 食事はタンパク質・大豆製品・ビタミンB群を意識
• スマホ・PCのブルーライトを控える（自律神経を刺激）
• 深呼吸、瞑想、ぬるめのお風呂でリラックス

 

 

 

■ まとめ：自分の身体を、まず「知る」ことから

不調が続くと、「私がおかしいのかな」と思ってしまうこともあります。
でも、それは身体が**「助けて」とサインを出している**だけ

 

 

 

女性ホルモンの低下は自然な変化ですが、放置せず整えることができます。
よしゆき鍼灸院では、鍼灸や運動を通じて、あなた本来のリズムを取り戻すお手伝いをしています。

 

 

 

ご相談、お待ちしております。