西宮市甲子園口駅近く“肩こり改善”の治療が得意なよしゆき鍼灸院の松本です!
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先日は地域の子供達(患者さんのお子さん)に向けて、
体操系の身体コントロールの運動指導を行いました。

5歳~12歳という幅広い年齢の子供達と関わる中で、改めて強く感じたことがあります。
それは、
「人の身体は本来、環境と経験によって自然に適応していく」
ということです。
人の身体は本当に素晴らしく、
一つの運動を繰り返す中で、その動きが無理なくスムーズに行えるように変化していきます。
例えば職人さんが、長年同じ作業を繰り返すことで、
無駄のない動きで、正確かつスピーディーに仕事をこなせるようになるのもこのためです。

これは特別な才能ではなく、
身体が環境に適応した結果です。
では、その本来備わっている“適応する力”を邪魔してしまうものは何か。
それは、
です。
人は考えすぎると、本来スムーズに働くはずの筋肉の動きを、自ら制限してしまいます。

また固定概念は、「できない前提」で身体を使おうとするため、
その時点で本来の自然な動きからズレてしまいます。
実際に、今日の運動指導の中で印象的な場面がありました。
前回りが出来ない小学6年生の子がいました。
頭が下がるとパニックになり、
手をつくこともできず、身体をうまくコントロールできない状態でした。

こういった場面で、やり方を細かく教え込むことは簡単です。
しかし今回はあえて、
高ばいなどの基礎動作を繰り返し行い、
周りの子の動きを見ながら取り組める環境を整えました。
するとどうなったか。
最初は出来なかった動きが、
繰り返しの中で少しずつ変化し、
気づけば驚くほどスムーズに身体を使えるようになっていました。

人は、その運動を頭の中でイメージできた時に、初めてその動作を行えるようになります。

特に子供はこの力が非常に高く、
見て、感じて、そのまま身体で再現することができます。
一方で大人になると、
これまでの経験や固定概念によって、
「できない」「難しい」と先に判断してしまい、
イメージそのものが制限されてしまうことがあります。
その結果、本来できるはずの動きまでも、
身体が表現できなくなってしまうのです。
指導の中でよく見られるのが、
親御さんが熱心になるあまり、
「こうやるねん!」
「手はここ!」
と細かく伝えてしまう場面です。
もちろん、その気持ちはとてもよく分かります。
ですが、子供が本当に変わる瞬間は、
“教えられて理解した時”ではなく、
“自分の身体で体験した時”に起こります。

さらにもう一つ怖いのは、
他人がその人の動きに対して口を出しすぎてしまうことです。
本来、自分で感じて調整していくはずの身体に対して、
外からの情報が入りすぎることで、
かえって動けなくなってしまうことがあります。
人の身体は本来、変わる力を持っています。

その力を引き出すために必要なのは、
過剰にコントロールすることではなく、
適切な環境と、体験、そしてイメージです。

目の前の変化を信じ、
身体の持つ可能性を最大限に引き出す関わりを、
これからも大切にしていきたいと思います。
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